さあ今すぐ顧みよう、海外就職に必要な5つのこと

海外で働く日本人

海外で働きたいという方は年々増加傾向にあり、今では海外就職は決して珍しいものではなくなりました。

しかし、海外で仕事をするというと、やはり日本で働くのとは勝手が違いますから、何から準備すれば良いのかや、何が重視されるのかがいまいちわからない方もおられると思います。
 
ここでは、金銭的な意味ではなく、海外就職を目指している方にお伝えしたい必要とされているスキルなどを紹介したいと思います。

ここで紹介するのは、語学力、体力、好奇心、適応力、コミュニケーション能力の5つです。いったい自分に必要なことは何であるかを感じ取ってもらえれば幸いです。

今からでも遅くない!必要とされる語学力と体力

どのくらいの英語力が必要になるのか

まず、日系の企業であっても就業する職種などによって語学力にも様々なレベルが求められる。一番多い営業などの仕事では、顧客のほとんどが日系企業だとしても、まず窓口となる顧客の現地人スタッフとやりとりをするためには一定の英語力が必要になります。
 
特に東南アジアでは、ベトナムやタイ、シンガポールの人々の英語の訛りはかなりきついです。フィリピンは公用語に英語が指定されているが、それでもタガログ語と混ぜた話し方をするので、TOEICのリスニングで350から400点以上取れる人でも慣れるには2か月ほどかかるでしょう。
 
必要な英語力は主にメールでのやりとりがスムーズに行えることと、会議や打ち合わせで必要なことを聞き逃さないという2点です。従って、大まかにTOEIC800以上あれば大体の日系企業では困りません。
 
もちろん今その点数がなくとも、英語力を短期間であげる方法があります。TEDというサイトでは字幕をつけて英語のスピーチを無料で聴くことができるのでおすすめです。

字幕を英語に変えることもできる上に、アウトラインも書いてあるので、「何が議題か」ということを理解でき、ポイントだけをかいつまんで聞く力が養われるでしょう。

また、ビジネス英語を書くことを重点的に勉強したいならば、ベルリッツのサイトを活用するのも良い方法です。
 
定型文を覚えてしまえば、あとは繰り返しそのパターンを使用するだけで良いので、ビジネス英語を書くこと自体はそんなに難しくありませんし、ブックマークしておくと万が一忘れてもすぐ使えます。

国によっては歩くだけでも大変!基礎体力をつけておきましょう

海外就職の中でも求人数も多い東南アジアの国々では、まだインフラが発展していないため概して道の舗装が十分ではなく通勤もとても大変な場合があります。

ベトナムは屈指のバイク大国であり、朝の7時を過ぎると道路は数金途中のバイクで溢れかえります。首都のハノイですら、瓦礫が転がっているような道が点々とあるので、朝の通勤で歩くだけでも一苦労です。
 
また東南アジアの国は一年を通して蒸し暑いので、もし社用車で通勤することになっても、お客さまのところを巡るだけでも汗びっしょりになります。そして大体のビルは空調が効きすぎていて、女性の方だと寒すぎると感じるでしょう。外の気温と会社やデパートなどの建物内で、寒暖の差が激しいため、体調を崩してしまうこともあります。
 
日本の夏でも乗り切れるかどうか危ういという方は、今からでも体力をつけておきましょう。ジョギングやスクワットを毎日するだけでも基礎体力がつきます。仕事に集中するためには、やはり体力が欠かせません。それも快適な日本の倍は必要となるでしょう。

海外で楽しみながら働くために必要なこと

未知の国で働きたい!好奇心があれば仕事も楽しめる

まだ行ったことのないけれど憧れている国がある方、旅行で一度訪れてみてすっかり魅了されてしまった方はその好奇心を忘れないようにしましょう。
 
よくありがちなのが、「行ってみたけど日本と変わらない生活をしていた」「むしろ何しに来たかわからない」という方です。日本と同じ生活レベルを維持したい方には、正直海外就職は向いていません。

日本人のお客様を相手にし、接待も日本食レストランで行い、自分の休日もひたすら日本のテレビ番組を見ているだけでしたら、何のために海外に来たかわかりません。

日本との違いを受け入れる適応能力

仕事でも、海外では考えられないようなことが起こります。日本であったら杜撰すぎて驚くような工事をしている現地の会社とやりとりをしなくてはならなかったり、正直に言うとストレスが溜まるかもしれません。しかし、「日本ならこんなことはないのに」と思ってばかりでは務まりません。

「この国の問題を解決するためのものだ」と思い、そこに興味が持てるかで仕事も楽しめると思います。

どんなスタッフともやりとりできるコミュニケーション能力

日本人は集団で固まりがちですが、せっかく海外に自分から飛び込むのですから、現地のスタッフなどと円滑にコミュニケーションが取れる人間でいた方が、絶対に得をします。お客様であっても、まずメールを送る相手は現地人スタッフのマネージャーなどが多いです。

  • きちんとしたビジネス英語が使えること
  • 挨拶などがしっかりできること
  • お客様のニーズをヒアリングし、まとめること

この3つは基礎中の基礎ですが、「言った」「言ってない」という問題をなるべく生まないためにも、メールや書面では箇条書きでも良いのでお客様が何を求めていて、そのためにどんなサービスができるのかとうことを明示しておく必要があります。

つまり、コミュニケーション能力がなければ相手のニーズをきちんと把握できないのです。日本でのように「空気を読んで察する」ことを相手に期待できません。こちらのニーズもしっかり伝えていくためには、意思疎通で明確に文面に起こすことが必要なのです。

最後に

様々なことを書きましたが、語学力や体力は今からでも鍛えられるものですし、他の3つのものも誰しもが生まれながらにして持っている能力です。しかし、その能力をいかに伸ばしたり、活用できるかで、海外就職の成否が分かれます。

マンネリ化した日常から脱したい方、自分で大きな案件に挑戦したい方にとって、海外就職はチャンスでもあります。

自分に欠けているものがもしあるようでしたら、海外へ移るまでに意識してみましょう。成功のためには努力を惜しまないことが、何よりも大切です。

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