日本での就職活動より実は突破しやすい!?海外就職の就活事情

海外で働く日本人

日本の就職活動は、海外の一般的な就職活動と異なり、大学生のうちからインターンをほぼ経ずに行われます。ここ数年は、大学4年次からの就職活動が一般的となっていますが、以前はもっと早く大学3年次の秋からエントリーが始まり、早くて4年次のゴールデンウィークあたりに内定を得る学生がいました。

このような就職活動は、学業がメインである学生にとって大変負担の重いものです。何十社受けてもなかなか内定が取れないという方もおられます。

しかし、海外就職に目を向けてみると、意外にも日本の就職活動よりトントン表紙で物事が進むことがあります。その理由や、突破方法などをお伝えいたします。

海外就職の現実!日本人がどうしても必要な理由

日本語のネイティヴであり、若さが必要

そもそも、なぜ海外で日本人が求められるのでしょうか?理由としては、海外に展開する日系企業同士の付き合いで、どうしても日本語ネイティヴが必要になるからです。

例えば商社とメーカーや、保険会社や銀行などの金融業と各業界の企業では、日本人の社員同士で会社の命運を決める取引が行われます。

実際に輸出入を担当するのは、貿易に精通した現地人スタッフということもありますが、品質をチェックするクオリティーコントロールと呼ばれる重要な役割は日本人の社員が担当するか、日本で経験を積むか、日本人の指導を受けた現地人の幹部スタッフであることが多いです。

ですので、品質やサービスにおいて、日本人のお客様が疑問を持った際に、きちんと対応出来るだけの日本語力を有した人間が必要になります。

また、このような仕事は一週間に何社も営業訪問する体力のいる仕事ですし、どのお客様が何をどれくらい必要としているかを覚える頭の柔軟性も大切です。まだ若く体力があって、物覚えのいい若者を必要としていますので、求人を出すのです。

入れ替わりが激しい駐在員より定着してもらえる若い人材を求める

日系企業に派遣される現地の駐在員は、長くても5年くらいの滞在が多いです。中には10年近く駐在されている方もおられますが、中小企業の経営層で、人材が不足しているというケースがあるからです。

駐在員の方はいつか違う国に派遣されるか、帰国してしまうので、なかなか現地のスタッフへの教育や、ローカラズすることが難しくなってしまいます。

ですので、日本人で、自らの意思でその国に住み続け、働きたいと思っている若い方に来てもらい、教育などもゆくゆくは任せたいと考えていることが結構あります。若い人ならば、適応性にも優れているからです。

海外就職を叶える突破方法

シンプルで見やすい経歴書を作成する

日本の就職活動では、エントリーシートや履歴書が定まった形式で存在しますが、海外の就職活動ではそのようなものはありません。性別や年齢を書く必要もなく、基本的には実力をみられます。

差別がない反対に、その人が魅力的かどうかを自分で作成したワードなどの書類で判断されますので、見やすくてアピールがわかりやすい経歴書が必要です。

レジュメの形式は特に定まっていませんが、お勧めはクロニクルレジュメというものです。これは学歴(EDUVATION)や職歴(WORK EXPERIENCE)などが年代順に並べるものですので、ぱっと見でいつ何をしていたのかがわかりやすいためお勧めです。経験を重ねたこともアピールしやすいでしょう。

経歴書にはフォーマルな印象を持たせるために、専門用語を使うことをお勧めします。例えば、購買ですとbuyよりもpurchaceの方が専門的ですし、showよりもdemonstrateを使うこで、プロらしく見えます。サンプルはインターネットでたくさん探せますのでまずは書き方を印刷しみると良いでしょう。

面接のために渡航先の国を調べ上げる!

旅行で訪れて、それ以来その国で働きたくなった方もいれば、全く未踏の地であるけれども、興味があって就労したい方もおられるでしょう。ですが、単に旅行などではなく、生活の拠点を移して働くのですから、現地の生活にかなり馴染む必要があります。

また、面接で「この国でどうして働きたいの?」「例えばどんなところが魅力だと感じる?」などの質問が多く出ますので、その国の成長度合い、経済発展のあり方、主要な産業など一通りビジネスに関することは調べておきましょう。

基礎データなどは外務省のサイトでも見られますので、お勧めです。またジェトロなどの機関もどんな活動をその国で行っているのか調べてみると面白い発見があるでしょう。自分が行きたい国の魅力や、今後その国の成長にどう関わりたいか、具体的なイメージを描きましょう。

最後に

海外就職は、日本国内で同じ会社に入るよりも断然通過しやすいですが、それには人材不足という理由もありますので、猫の手も借りたいほど忙しいかもしれません。きっと入社してからあっという間に、研修期間を終えて忙しい毎日になることでしょう。

それでも魅力のある海外就職を成功させるには、自分がどうしてその国で働きたいのかというきちんとした目標を、経歴書や面接でアピールしなくてはなりません。

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