第二新卒として海外就職を選択するメリットとデメリットとは?

海外で働く

いったん就職したものの、あまり納得のいくものでなかった方もおられることでしょう。ここ数年は求人倍率が回復しているという話も出ていますが、やはり全員が希望した業界や職種につけるとは限りません。

また、いつかは海外に行きたいという意思を持っている方は、第二新卒として海外に出ることも可能です。今回は、第二新卒として海外に渡った際のメリットと、デメリットをお伝えいたしますので、今後の参考にしてもらえたらと思います。

海外で第二新卒応募可能な会社で働くメリットとは?

業界未経験でも歓迎されるので、希望の職種に就きやすい

海外で第二新卒としえ働く最大もメリットは、やり直しがきくという点です。日本での就職活動で満足した結果が得られなくても、海外現地採用の場合は、とにかく日本人が欲しいということから、業界未経験者でも歓迎されます。

ある程度のビジネスマナーなど、社会人として基礎が身についていれば、知識などは会社で身につけてもらおうというケースが多いので、自分の希望する業界や職種に再チャレンジすることができます。日本でできなかったことを、海外でやる面白さも味わえます。

若いうちから規模の大きな仕事を任せられる

海外の現地法人は、とにかく日本の本社に比べると圧倒的に小規模です。本社で働く人が数百人や数千人だったとしても、現地では100人にも満たないケースが多いです。しかも日本人は、駐在員を含めて10人もいません。

仮に現地スタッフが50人から70人程度の規模でも、6人くらいいれば多い方でしょう。ですから猫の手も借りたい忙しさであり、大企業のお偉方と交渉するという仕事なども、あっという間に任されます。

数千万単位の取引を入社して3か月程度でも任されることがあるので、プレッシャーも感じますが、若いうちから日本では味わえないダイナミズムを体験できるといえるでしょう。

英語や諸外国後が身につくので帰国しても強みになる

海外現地法人で働くには、最低限のビジネス英語ができなくてはいけません。長年その地に住んでいる現地採用者の方には、現地語で会話できる方おられます。習うより慣れろとはよく言ったもので、なかなか最初は会議についていくことが難しくても、自分で考えてものを言うようになります。

生活するだけでも外国語が使えないと暮らしていけませんし、人間は必要に迫られると必死に覚えます。そこで磨いた語学力は、たとえいつか帰国したとしても、強みになるでしょう。貿易業などに就きたい場合は、インコタームズを英語で覚えておくと大変便利です。

とにかくタフになり、寛容になる

海外に住み、働くようになると日本はサービスが徹底しており、和を乱さないことを第一としているか、いかに清潔かなどに気付かされます。

しかし、日本と比べていても何の解決にもなりませんので、次第にローカライズしていきます。ゴミのポイ捨てなどはさすがにしなくても、多少通勤が不便でも我慢強くなりますし、だいたいのことには寛容になります。

「まあここは日本ではない方、現地のやり方で進めよう」という精神が身につき、多少のことではへこたれない性格になるでしょう。

海外で第二新卒として働くデメリットとは?

日本の就職活動でうまくいかなかった人と思われることもある

先ほどはメリットばかりを述べましたが、デメリットと捉えられてしまう点もなきにしもあらずです。人は、多少なりとも相手に対して懐疑的な側面を持っていますから、「本当は何か問題があるのではないか」と疑うこともあるでしょう。

特に日本で3年ほど働き、海外転職した方に対しては「我慢が足りない人なのかな?」「海外に行ったのに、また帰国したということはやはり仕事が長続きしない人なのでは?」「日本で就職活動がうまくいかなかった人ということは、あまり協調性がないのでは」などとあらぬ疑いを持たれてしまうこともあります。

中にはそのような理由から海外に行った方もおられるでしょうが、これらは決してマイナスポイントではありません。海外生活で経験したことを、今後日本での生活にどのように生かすことができるかをアピールすれば、納得してもらえるはずです。

海外で身につけた寛容さが雑さにつながることがある

海外で身につけた寛容性は時として日本においては「雑な人」というイメージになりかねません。実際、海外では凄腕営業マンとして働いていても、夜遊びや接待で翌日グロッキーな状態で出社してくる方もいます。

海外ならではの仕事の仕方に慣れてしまって、何事もきっちり決められたようにする日本での社会人生活においては「だらしない」「雑想」というイメージに結びつくこともあります。

特にデスクが散らかっている人は、そういうイメージを持たれがちですので、朝出社した時と帰る時で同じデスクの状態を保つようにしておくと、好印象です。

最後に

海外で第二新卒として働くことは、メリットをたくさん得ることでもあります。そこでしか経験できない仕事を、若いうちにやっておくことで、多角的な視点を持つこともできます。

しかし、海外現地法人ではまだまだシステムなどの整備が出来ていないところもありますので、帰国後にギャップを抱くかもしれません。特に雑で日本人的な調和が取れない人と思われないように、ホウレンソウだけはしっかりしましょう。

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