転職回数が多くても海外就職はできるのか

海外で働く女性

自分に合う仕事を見つけるのは、日本でも大変です。うまく新卒での内定を得て入社したとしても、なかなか自分に合わなくて転職をした人もいるでしょう。

また、人間関係や待遇面で、転職を繰り返した人は、そろそろ落ち着かないといけないと焦っているかもしれません。

そういう方で、海外就職を目指している人が気になるのは「転職回数が多くても、海外で就職できるのか」と言ったところでしょう。

今回は、転職回数と海外就職の関係について見ていくことにしましょう。

転職の回数よりも何をしてきたかが重要!?

スキルアップとして転職なら有利に働くことも

転職を重ねてきた人の中には、スキルアップを目的として次の会社に入社をする人もいます。海外では、自分の実力を磨くために、さらに高待遇の会社や、知識を活用できそうな場所に転職することは当たり前です。実力社会ですので、逆にいつ自分がリストラの対象になるかもわかりません。

会社と自分の立場は対等だと考えているので、転職する際もためらいなく行います。日本でもそう言った転職をする人はいるでしょうが、海外に比べるとまだまだ終身雇用にこだわっていると感じます。

しかし、今の若い人は転職することを念頭に新卒での就職活動を行います。取得した資格や知識を武器に、転職してより高待遇なところや、外資系企業に勤めていた経歴は高く評価されますので、自分に自信を持ちましょう。

転職回数が多くても、一貫した業界なら安心

また、転職回数が多くても一貫した業界なら比較的安心です。これも自分のスキルアップのためと考えれるからです。同じ転職でも、全く違う業界や職種に何度も仕事を変えていると、やりたいことがわからなくなってきます。

しかし、一貫した業界で働いていると、より意識の高い場所へ自分の身を置いているとも考えられます。また、スカウトや引き抜きでなくとも、知り合いや学生時代の先輩などに暗に転職してこないかと諭されて、転職した人もいるでしょう。そうした方は、今までの経験を同業他社で働くことによって武器としているので、観察眼の優れた人とも思われます。

短期間での転職が多いとマイナス?

やりたいことがはっきりしていないとみなされることもある

一方、転職と言っても短期間で何回も転職していると、やりたいことがはっきりしない人や、人間関係に何かトラブルを持ち込みがちなのではないかという目で見られてしまいます。

特に、前述の通り、特に業界や職種がバラバラでいると、ちゃんとしたスキルが身につく前に転職してしまっており、人事という目から見ても育成にかける費用が台無しになってしまうと思われます。

1人の社員を育てるのには、初期投資として莫大な費用がかかっているのです。最初は先輩に連れられて仕事に同行したり、簡単な作業をしていても、お給料は出ます。試用期間であっても、正規並みのお給料が出ることもあるでしょう。

そうなると、簡単に辞められては困るのです。せっかく仕事を覚えてもらったというときに、退職されると、人材育成にかけた費用が回収できません。ですので、短期間でアルバイトや派遣を繰り返している人は、それが不本意であったとしても、厳しい目で見られてしまうのです。

それでも海外で就職したいことを伝えるには

やはり、一貫して長く同じ会社に勤めてきたり、スキルアップ目的で超大手企業に勤務した経験のある人は有利です。

しかし、先ほど述べたように、特にあてもなく転職を繰り返していると、正直あまり良い印象を持ってもらえません。それでも海外で働きたい!というのなら、まずはその会社に入って何がしたいのか、その会社に入って自分が貢献できることは何なのかを徹底的に洗い出しましょう。

現地採用枠で働くと、だいたい1年契約での更新となります。面談があり、特に問題無い場合は引き続き1年働けます。正社員待遇でも形式的には契約社員のようなものです。1年後、自分がどうなっているのかビジョンを描ける人は、アピールポイントとなるでしょう。

最後に

海外就職で自分を変えたい人、語学力を活かして働きたい人など様々な方がおられるでしょう。転職を繰り返していても、その過程で得たものは確かにあるはずです。一体自分には何ができるのか、そしてこれからどう働いていきたいのかをきちんと話せる人なら、特に転職回数がマイナスになることはありません。

やはり大事なのは、その会社に入って自分が何をしたいのかです。どうしてその国へ行くのか、自分はなぜ海外就職をしたいのか、会社でどう貢献できるのかをスラスラと答えら得るまで、自分を分析してみてください。

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